2016-02-04

アカギ最新話レビュー(※ネタバレあり)

近代麻雀 2016年 3/1号 [雑誌]

価格:570円
(2016/2/4 10:36時点)


「近代麻雀」3月1日号に掲載されている「アカギ」第282話のレビューです。ネタバレを含みますので予めご理解ください。

仰木視点による現状のおさらい回。ポイントの整理ですね。麻雀マンガはとかく複雑になりがちですから、読者をおいてけぼりにしないためには必要な措置だと思います。

まず鷲巣の手牌の三元牌のトイツは、すべて鈴木がポン材をキープしているため、いつでも大三元を確定させることができる。

さらにそれ以外の字牌を鷲巣が重ねることができれば、それをポンさせて直後に字牌単騎に鈴木が差し込むことが可能。

ゆえに鷲巣は事実上テンパイしているのと同じ(字牌を重ねればアガリ)状態。

国士を潰された後に、瞬時にこの手に気づいた鷲巣はスゴイ!
03101_akagi

なんて死なない鳥! まさに不死鳥!

だそうです。

頼む、アカギよ先にアガってくれ!
と祈る仰木。
ツモ穴に手を入れるアカギ。
つづく、でございます。

見た目には、

「アカギが穴に手を入れただけの回」

という実もふたもない表現になってしまいますが、事実なのでしょうがありません。

しかしこれでも私が思っていたよりは早く展開しておりますので、今年中には「鷲巣麻雀編」の完結が見られるのではないでしょうか。

アカギのアガリ牌が、なぜかマンズになっているのは興醒めですが(最近のアカギにはこの手のミスが増えたような気がします)。

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闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才【全9巻セット】

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2016-01-29

「近代麻雀」2月15日号レビュー

近代麻雀 2016年 2/15号 [雑誌]

価格:570円
(2016/1/29 21:54時点)


またもやギリギリになってしまいましたが、サクサクっとレヴューしましょうか。

恒例の何切る?キャラクター占い

この企画も毎年やっていて、よくネタがつきませんなぁ。ちょっと奇をてらったらひろゆきですと。まぁ、なんでもいいですけど。

「高レート裏麻雀列伝 むこうぶち」天獅子悦也/闘牌協力:ケネス徳田

江崎のうっかりミス(?)で、マイナスできない麻雀を打つハメになった後堂。ブー麻雀は制約が難しくてマンガ向きではないと思っていたのですが、やはり説明のモノローグが多目になってしまいますね。その割には読みづらくないのは流石天獅子先生の手練の技でしょうか。
そして案の定、江崎はワザと空手で後堂を使いにやったようですね。ということは、大村組には現金を持って行ってはいけない理由があるということでしょうか…。こうでなくっちゃぁ、面白くないですよね。

むこうぶち(第1巻) [ 天獅子悦也 ]

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(2016/1/29 21:59時点)
感想(3件)

 

「牌王血戦 ライオン」志名坂高次

いきなり足指を吹っ飛ばされる堂嶋。!?っと思ったら、前回のヒキで堂嶋のラスが確定してたのですね。歳をとると何も覚えてなくていけません。「いってぇえぇ~ッ」どころの話ではないと思いますが、痛いのは逆転されたことですか。こういうセリフのやりとりは、キャラクターを立たせるのに重要なテクニックですね。麻雀シーンとしては特筆すべきアイディアはありませんが、最後のマンガンなどは堂嶋の決意の表現とよくマッチしており、面白く読めますね。

牌王血戦ライオン(1) [ 志名坂高次 ]

価格:702円
(2016/1/29 21:55時点)

 

「鉄鳴きの麒麟児 ~歌舞伎町制圧編~」塚脇永久/闘牌監修:渋川難波

「名前を売る」宣言をした桐谷の攻撃のターン。こういうあおり合いは勝負モノらしくてよいですねって、以前にも同じことを言ったような気もしますが。ラストの桐谷のアガリ形は、彼の進化を表現しつつも片割れもアガりやすそうな牌になっているところがミソですね。物語と麻雀がハマってますね。とても面白いです。

 

「赤鬼哭いた」小松大幹/闘牌:渋川難波

いやー、このラストは正直引きますわ…。どこまで後味の悪いマンガが描けるのかという、間違った挑戦を続けているようにすら思えてしまいます。主人公がなぜ麻雀を打っているのかもよくわかりませんし、別企画の連載を描いてもらうわけにはいかないのでしょうか…。

赤鬼哭いた(1) [ 小松大幹 ]

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(2016/1/29 21:56時点)

 

「鉄牌のジャン!」西条真二/脚本:森橋ビンゴ

一番のキメシーンで堂々とフリテンしてますよ…。やや闘牌シーンが強引なのはしょうがないとしても、シャンポン待ちのフリテンくらいは修正しておいてもらいたいものです。この作品、イマイチ色々ハマってないように思えてしまいます。

至福の暴対レシピ(1) [ 西条真二 ]

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(2016/1/29 21:57時点)

 

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More SPECIAL TALK LIVE

今回はキレイなお嬢さんの見開きページにエーツー美容外科の広告が。「包茎」だの「早漏」だのと、もはやワザとやっているようにしか思えませんな。

日テレプラス「妻にはショナイで!」

CSでの麻雀番組の告知が。1月29日午後11時って、あと1時間と少しですね。。。私は残念ながら視聴できませんが。麻雀番組が増えるのは喜ばしいですね。

 

「HERO」前田治郎/協力:福本伸行

最近「天」を読み返して気づいたのですが、今回でいう恐竜のたとえみたいなシーンは「天」にはほとんど出てこないんですね。さらにいうと演出的にも急に卓上に風が吹いたり、鳥の目からレーザーが出るような描写ももちろんなく、トーンが低いんですよ。テンションは高いんですが、あくまで演出のトーンが低いということです。
何が言いたいかというと、現在のこの作品はその逆で「テンションが低いのに演出のトーンが高すぎて、読者の気持ちがのらない状態」に陥ってしまっているのではないか、ということです。その辺が改善されれば復活の余地はあるのではないかと。
まぁ単なるジジイの繰言ですので、聞き流していただければと思いますが。

HERO(1) [ 前田治郎 ]

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(2016/1/29 21:57時点)

 

「麻雀小僧」押川雲太朗

正岡選手って誰?と思ってしまいました。樫原さんが肉を食べているのを見るとニヤリとしてしまいます。今回は次回の勝負にむけてのお膳立ての回ですね。それにしても押川先生の描くラブシーン(?)は、なんか読んでいる方がいたたまれなくなってしまうのは私だけでしょうか…。

麻雀小僧(1) [ 押川雲太朗 ]

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(2016/1/29 21:58時点)

 

読み切り作品「家族の思い出(アルバム)」天獅子悦也

来ました! 天獅子作品2本立て! そして面白い! さすがの筆力であります!
兄弟と家族のドラマと、闘牌シーンをとても上手く絡ませて、かつ短編読み切りとして纏め上げる構成力! 最高です!
大変面白いです。

次号には麻雀最強位となったプロの方の読み切り「Distance -前田直哉-」木村周司/森橋ビンゴと、「サトリ」山口譲司が掲載だそうです。










 

2016-01-12

「近代麻雀」2月1日号レビュー

近代麻雀 2016年 2/1号 [雑誌]

価格:680円
(2016/1/12 15:38時点)


遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

さて「近代麻雀」は年末号ということで、DVDと小冊子の豪華ダブル付録だそうです(両方とも未見です)。

 

巻頭カラー

今年の最強戦は、前田直哉というプロ雀士の方が優勝されたそうです。おめでとうございます。現在モンド杯に出場されている方だそうです。

 

「アカギ」福本伸行

くわしくはこちらをお読みください。

 

「兎」伊藤誠

正直言うと、連載が長すぎてどういうシチュエーションで戦っているのかもはや曖昧です。誰かの兄弟が、誘拐されたとかだったような気がします。

それはおいておいて、麻雀シーンが読みやすくかつ内容も面白いですね。超能力的な麻雀マンガを否定する人もいるようですが、私はマンガなんだからエンターテイメント性が大事だと思います。格闘シーンはどうでもいいですが、作者さんが描きたいのでしょう。

余談ですが、今は引きヅモはマナー違反とされていますが、連載開始当初はそういう共通認識はなく、多くの人が普通に引きヅモしておりましたね。誰がマナー違反認定したのでしょうか。

0201_usagi

▲これを見て思った次第です。

 

「仕事が麻雀で麻雀が仕事」藤田晋

人生で辛いのは「悔い」を残したまま一生を終えること。

確かにそうですねー。私などは何が悔いかすら、考えたこともありませんが。

 

「鉄鳴きの麒麟児 ~歌舞伎町制圧編~」塚脇永久/闘牌監修:渋川難波

前回、フィルさんの気持ち悪い目の秘密を知りたいと書いたら注文どおり回想シーンが入りました。過度に充血(?)したら本当にあんな風になってしまうものなのでしょうか。初登場時点では、クールなキャラクターに見えましたが実は相当クレイジーな人物だったようです。

 

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鉄鳴きの麒麟児歌舞伎町制圧編(1) [ 塚脇永久 ]

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「牌王血戦 ライオン」志名坂高次

ライトマンは、サブタイトルからするとどうやら「希望を捨てた男」という位置づけのようです。

足の指を吹っ飛ばすような、狂気じみた麻雀なのに、三味線を指摘するクニヒロに少し笑ってしまいました。

希望を捨てて4面待ちをヤミテンにする男がなぜ強いのか、今のところ不明ですがもう一ひねりありそうな匂いが漂ってる気がしないでもありません。

 

牌王伝説 ライオン 1 (近代麻雀コミックス) (コミックス) / 志名坂高次

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「鉄牌のジャン!」西条真二/脚本:森橋ビンゴ/闘牌監修:ASAPIN
0201_jan
前々から気になっていたのですが、この作品はなぜ明らかな扉ページにタイトルロゴや作者クレジットが入っていないんでしょうか。

いやどうでもいい話なのですが、気になりだしたら止まらない性分なものでスイマセン。作者さんの指定なのでしょうか…。

 

内容の方は、闘牌監修にネット麻雀名人を付けただけあってよくなりましたね(それでもやや強引さは否めませんが)。
ただ私には主人公に感情移入ができないので、イマイチな感じは払拭できておりませんが。

僭越ながら、主人公の粗暴さをウリにするのならば、対決相手を巨大な権力にする(みせる)などの構造が必要かと思います。
0201_jan_02▲どうみてもコイツが悪役でしょう?

 

「秘技! 盲ハイ」モンキー・チョップ

ハイはハイでも「ハイチュウ」ですと。くだらなすぎて笑ってしまいました。面白いです。
0201_mouhai

 

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「西校ジャンバカ列伝 かほりさん」神原則夫

タイムリーなプロ野球選手の賭け麻雀ネタ。

賭博麻雀で停学一週間はやさしすぎませんかね…。

 

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「まるごと女流プロ雀士 ガチバトル紅白BOX」

「More」スペシャルトークライブ

かわいらしいお嬢さん方がたくさんいらっしゃいます。

その隣がED治療のクリニックというのは天の配剤というやつでしょうか。

 

「赤鬼哭いた」小松大幹/闘牌監修:渋川難波

絵に描いたようなサイコパスに目を付けられた主人公。
この女がひどい目にあうであろうことは、予想できますが「ひどい目」の度合いが想像できなくて怖いです。

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「3年B組一八先生」錦ソクラ

今回はへうげものっぽい振田差介先生が一八先生と室塚先生と対戦します。

振田先生はちょんまげこそしていませんが、古語っぽい言葉遣いです。

しかし、すぐ顔に出てしまうところが玉に瑕です。
0201_inpachi_01▲配牌悪いとこんな顔に。

0201_inpachi_02▲国士イーシャンテンだと、こんな顔に。

0201_inpachi_03▲おっさん、テンパイモロバレですよ。

お話自体は「いつものヤツ」です。

今回、私が元ネタに精通しておらず、面白さを存分にあじわうことができませんでした。

残念至極でございます。

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「カナ」作画:あしか望/原作:伊藤誠

中学校の文化祭での麻雀大会の話。
「兎」の穴埋め企画かと思っていましたが、同時掲載するとは少し意外でした。
今回はひたすら対局でした。

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「麻雀小僧」押川雲太朗

コウVS古屋・大野ペア、決着。

前回の赤ドラ切りからのアガリで、トップ目に立ったコウ。
役牌カンツから2枚落としで、チートイツでリーチ。真っ直ぐ来る古屋もテンパイ。
大野がテンパイにとれば古屋のアガリ、オリに回ればコウに放銃という勝負のアヤを堪能させてくれます。
押川節が冴え渡ってます。大変面白いです。

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「高レート裏麻雀列伝 むこうぶち」天獅子悦也/闘牌協力:ケネス徳田

建築現場事務所に金を届けに来た後堂が、待ちぼうけの時間つぶしで麻雀を打つハメに。
そしてそこに傀さんが登場。登場早っ!

4ページ目で「…打てますね?」

ってこれ、完全に武田にハメられてますよね。

「…打てますか?」じゃなくて「…打てますね?」っていうところがミソですね。
江崎さんに大勝ちされた武田が傀を呼んだのでしょうか? そもそも2千万持ってないのだから組長が帰ってきたら、後堂大ピンチですね。
ワクワクしてきました。とても面白いです。

あ、ルールはブー麻雀の変形ルールです。

そして次号はなんと天獅子悦也作品2本立てだそうで、傑作読み切り「家族の思い出(アルバム)」掲載ですと。「むこうぶち」の連載前の作品でしょうから、今は無き「近代麻雀ゴールド」あたりに掲載された作品なのでしょうか…。

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次号は今週末! 1月15日発売ですね!






 

2016-01-12

アカギ最新話レビュー(※ネタバレあり)

近代麻雀 2016年 2/1号 [雑誌]


ただいま発売中の「近代麻雀」2月1日号に掲載されている「アカギ」のレビューです。

 

年末に発売された号だというのに、更新が遅れてしまいまして申し訳ありません。
鷲巣のアガリ牌を先にツモり、国士のアガリを阻止したアカギ。

そのアカギに対して鷲巣は

「やはり今おまえに流れはないの…!」

と、聞き分けのないギャルのようにわからんチンを言い出します。

 

仰木は「何言ってんだコイツ?」状態ですが、鷲巣が次にツモった牌を見て状況を理解します。

0201_akagi

▲今回の見せ場です

 

鷲巣のツモ牌は[發]。

そして手牌の[白]のとなりの黒牌も(仰木目線からはおそらく)[白]。

 

なんと、三元牌がすべてトイツ!

さらにその全てが鈴木からのアシストが可能!

 

なんとなんと、鷲巣の大三元が確定したのです!

 

…などとわざとらしく盛り上がってみましたが、アカギが4枚目の[1ソー]をツモった時点で予測されたとおりの展開でしたね。若干スピーディーに鷲巣がツモったので、次回はテンパイくらいまではすすんでもらいたいと思います。

 

最後は、同テンの引き合いとかになるのでしょうか…。

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2015-12-25

「近代麻雀」1月15日号レビュー

近代麻雀 2016年 1/15号 [雑誌]

価格:570円
(2015/12/25 14:07時点)

ただいま発売中の「近代麻雀」1月15日号のレビューです。次の号が12月29日発売なので、心持ち急ぎ目でいきましょうかね。

巻頭カラー特集「まくりのプロになれ」

魚谷侑未・石井一馬・井出康平・渋川難波の4名の新進プロの対局の模様をDVDに収録し、マンガンの作り方を学ぼうという趣向。DVDは未見なのでわかりませんが。麻雀最強戦で魚谷プロがまくっていたら、タイムリーな企画になったのでしょうね。世の中うまくいきません。

「麻雀小僧」 押川雲太朗
徹底マークされた中でのトップ条件でどう打つか? 注目されているのを逆手に、奇手を放つコウ。その甲斐あって、マンガンをアガれたわけですが…0115_kozou

「待って」ないですよ! 「持って」ますよ!

こういう重要なシーンでの誤植は一気に読み手のテンションが下がるので、厳に気をつけていただきたいものです。こういうのは担当者の責任なのでしょうかね。

「鉄鳴きの麒麟児 ~歌舞伎町制圧編~」 塚脇永久/闘牌監修:渋川難波
桐谷とフィルさんの熱い戦い。非常に熱いです。ノミ手をこんなに大ゴマで扱うなんて、なんてマニアックなマンガなのでしょうか、と改めて感心してしまいます。0115_kirinji

1000点以上ありますが。

そろそろフィルさんの足のツメが無い理由や、気持ち悪い目の秘密などを知りたいですね。

単行本の新刊が出たそうで、おめでとうございます。

鉄鳴きの麒麟児 歌舞伎町制圧編(3) [ 塚脇永久 ]

価格:702円
(2015/12/25 14:10時点)

 

「鉄牌のジャン!」 西条真二/脚本:森橋ビンゴ
タイトルロゴの上に「超異次元」とあるのはなんなのでしょうか。こっそりとタイトル変更でもしたのでしょうか。
最近流行のネット雀士が挑んできました。やはり前回の「主人公がPC苦手」というのは伏線だったようです。しかしリアル麻雀での対戦となると、ネット麻雀のアドバンテージがないので、普通の対局になってしまうのではないでしょうか…? と思ってよく見直してみると「闘牌監修:ASAPIN」となっているではありませんか。これはあからさまなテコ入れが入ったようですね。これで麻雀シーンへの信頼度はぐっと上がりました。あとは作画と脚本の真価が問われますね。ラーメンに関する薀蓄など、まったくニーズがないと思われますが継続されるのでしょうか…? 不安は残ります。

「牌王血戦 ライオン」 志名坂高次
黒田を倒した男・木田があっというまに雑魚化し、堂嶋とライトマンの一騎打ちになりました。若干釈然としない感はありますが、

スピーディーな展開は好感が持てます。

読み切り作品「風呼の牌」 鯛夢
風水士同士の麻雀対決の物語。絵的な工夫とストーリーもよくできており、読みきりのお手本のような作品ですね。

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「More」という女流プロ雀士のアーティストグループだそうです。その昔「雀(SUZUME)」というのもありましたね…。

「赤鬼哭いた」 小松大幹/闘牌:渋川難波
暗い内容が苦手なのであまり触れずにきましたが、単行本の2巻が発売だそうでおめでとうございます。

赤鬼哭いた 2

価格:756円
(2015/12/25 14:19時点)

「無法地帯の賭博師 モリソン」 森遊作/闘牌監修:佐藤聖誠
最終話。駆け足でしたが、キレイにまとまりました。ヒル蔵の仕掛けから、ドラのアンコが読めるのは素直に感心しました。

「高レート裏麻雀列伝 むこうぶち」 天獅子悦也/闘牌協力:ケネス徳田
タコ退治の話、後編。話自体はおおきな盛り上がりはありませんが、傀のアガリ手順でおもしろさを見せましたね。ただ単に緑一色をアガるだけではないところが、ケネス氏の腕の見せ所ですね。

次号には待望の「3年B組一八先生」が掲載されるそうです!! 楽しみに待ってます!!



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2015-12-14

「近代麻雀」1月1日号レビュー

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さてただいま発売中の「近代麻雀」1月1日号のレビューを綴ってまいりましょうかね。

明日には次の号が発売されてしまいますから、いまさら誰得感が否めませんが雀鬼先生も仰ってますように、自分との約束は大事ですからね!

巻頭カラーは「麻雀最強戦2015ファイナル」特集。
結果を知ってから読むと感慨もまたひとしお、といった感じでしょうか。
前田直哉プロの『「大陸間弾道ミサイル打法」の異名を持つ』とかは誰が考えているのでしょうかね。本当にそう呼ばれているとしたら、本人はかなり恥ずかしいのではないでしょうか…。

公式サイトはまだ更新されてませんね。(12月14日)
http://ch.nicovideo.jp/mahjongsaikyosen

竹書房的には、破れた藤田社長の「来年もスポンサーになります」の一言に胸をなでおろしたのではないでしょうか。

「アカギ」

鷲巣が国士を崩して新たに手を作り直しにいきました。これはまた長い1局になりそうですね…。

「新宿雀荘メンバー戦記 LOST」

なんだか絵柄がシャープになった感じですが、好印象です。今回は山田(仮)の過去が明かされます。
だいたい予想通りの過去ですが、元妻に送金を続けているということが家族の絆であり、山田(仮)の生きている証、という設定はとても良いですね。彼の麻雀に負けられない背景に、素直に感情移入できて応援したくなります。麻雀シーンも、さすがの押川節で文句なしです。大変面白いです。

「麻雀小僧」

追い詰められたコウと古屋・大野の戦い。ノーテンブラフで敵の読みを惑わせる作戦。1回戦目の1人ノーテンと、今回の全員ノーテンの対比が良いですね。とても面白いです。

「鉄鳴きの麒麟児 ~歌舞伎町制圧編~」

過去のウータン店長のビジュアルがヤバいですね。歌舞伎町というよりもサウスブロンクスですね。行ったことはありませんが。三白眼のフィルさんに刺されたことがある店長、そんな人は出入り禁止にしてもよいかと思いますが。麻雀の強い弱いは1牌の選択に差が出るわけですが、そのすごさを渋川プロはうまく表現していますね。今回のフィルさんの4m打ちなどは、とてもよい仕事だと思います。かなり面白いです。

「鉄牌のジャン!」

ジャンがパソコンが使えないということを、丸々1話かける価値があるのか疑問ではあります。次の話への布石なのでしょうが、今回の盛り上がりどころがよくわかりませんでした。


「牌王血戦 ライオン」

サブタイトルが「楽しむライオン」とありますが、足の指を吹き飛ばす麻雀をどう楽しむのかと。今回で黒田を倒した木田の強さの秘密が明かされます。で木田無双になるのかと思いきや、ライトマンが割って入って続きます。この辺の先を読ませない展開はうまいですね。面白いです。

 

「無法地帯の賭博師 モリソン」

次回で最終回だそうで、スピーディーな展開がよかっただけに少し残念です。まぁ終了が決まったから早く進行していたのかもしれませんが…。
実質闘牌は今回が最後でしょうから、モリソンがどう打つのか見ものですね。とはいえ、選択肢は8sか3mしかなさそうですが。


 

「高レート裏麻雀列伝 むこうぶち」
サブタイトルが「凧の舞う夜」。タコ打ちの海藤が、傀の「御無礼」を破る話。海藤→カイト→凧→タコですな。かつて桜井章一が「西原が3人いたら俺は勝てない」といったのと同じロジックなのでしょうか。

近代麻雀 2016年 1/1号 [雑誌]

価格:570円
(2015/12/14 10:30時点)













 

2015-11-27

「近代麻雀」12月15日号レビュー

近代麻雀 2015年 12/15号 [雑誌]

感想(0件)


今号は「3年B組一八先生」(錦ソクラ)が掲載されていなかった失望のため、レビューを書く筆をなかなか手に取ることができませんでした。

そこまで大げさではないですが、予想外に多忙で記事を書くことができずに申し訳ありませんでした。
さて、次の号が発売される前にレビューしてみましょうか。

今号の特徴は巻頭カラー記事「初代天鳳位ASAPIN」、付録小冊子天鳳位何切る(ASAPIN監修)、読みきりマンガ「初代天鳳位ASAPIN」とASAPIN氏大特集号となっております。

個人的にはASAPIN氏のようなオタクっぽい(失礼)人物がフィーチャーされるのは好ましいと感じております。
一昔前のヤクザスタイルの裏プロ(?)のような人物を持ち上げるよりは、5億倍くらいよいのではないでしょうか。
麻雀がマインドスポーツとしての認知が上がってきたように思えて、よい傾向にみえます。

記事中のASAPIN氏の上司である楠田氏の証言にある
ASAPINの性質は
・時間にルーズ
・体が弱い
・コミュニケーション能力が低い
・自分に優しい
などは親近感を覚えてしまいますが、こういった(ダメな)人物でも一芸に秀でていればゴハンを食べていけるという、非常に夢のあるサンプルということになるのでしょうか。

「鉄鳴きの麒麟児 ~歌舞伎町制圧編~」塚脇永久/闘牌監修:渋川難波
天鳳つながりで、巻頭は麒麟児です。
カンチャンからノベタンへの待ち変えを読みきっての、シャンポンリーチからのツモ。カッコイイです。
kirinji_01kirinji_02 稲作に格上の実力を見せつけて、次にいよいよフィルさんとの直接対決へ。
アツいですね~。非常に面白いです。

鉄鳴きの麒麟児歌舞伎町制圧編(1) [ 塚脇永久 ]

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(2015/11/27 11:22時点)

「初代天鳳位ASAPIN」原案:ASAPIN/作画:上遠野洋一
初代天鳳位が誕生するまでのダイジェストマンガ。ネット麻雀にハマって、大学を留年し、勝ち取った「初代天鳳位」の称号。
正直いうと微妙な出来栄えです。
もう少し見せ場を整理すれば、より面白い作品になったのでは…。詰め込みすぎて散漫な印象が強いです。

「牌王血戦 ライオン」志名坂高次
あまり凄みを感じさせない木田の麻雀。それなりの腕前であることは確かでしょうが、オーラス一発ウラのハネマン直撃はやはりあまり凄みを感じさせません。そういうキャラクターなのでしょうが、現時点では読んでいてもやもやしますね。
lion今回は謎の前フリなので、次回に明快に明かされることを期待しましょう。

牌王伝説 ライオン 1-4巻セット [ 志名坂高次 ]

価格:2,796円
(2015/11/27 11:25時点)


「鉄牌のジャン!」西条真二/脚本:森橋ビンゴ
んー、正直言って麻雀以外のところで決着をつけるのは私の好みではありません。しかも今回だけではなく、どうやら料理マンガの主人公を流用しているために毎回こんな展開になることを予想させます。これはこれでアリなのかもしれませんが、元ネタのマンガをしらない私のような人間には興ざめといわざるをえません。
あと、ナツメグ云々のネタも説得力に乏しいですし、なにより勝負中に敵陣で出されたものを食べるとか、展開にも無理がありすぎかと思われます。
「麻雀+α」でいくなら(多くの作品は失敗しますが)、もうふたがんばりくらい必要なのではないでしょうか。
jyanあ、見せ方は工夫があってよいと思います。

鉄鍋のジャン とれとれピチピチ!魚介料理

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(2015/11/27 13:59時点)

「麻雀小僧」押川雲太朗
古屋と大野を勝たせないために自らとんで辻村を勝ち上がらせるコウ、という意外(?)な展開で楽しませてくれました。これはコウのキャラクターを引き立たせるとてもよいエピソードですね。とても面白いです。
kozou_01ところで「ドビ!」っていうのは「トビ!」の誤植なのでしょうか…?
kozou_02

麻雀小僧(1) [ 押川雲太朗 ]

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(2015/11/27 11:26時点)

「高レート裏麻雀列伝 むこうぶち」天獅子悦也/闘牌協力:ケネス徳田
「新札」完結編。旧札を表で使える新札に交換するために、高レート麻雀に訪れた武井。そこに旧知の秀がやってきて…。
なので、今回は武井・傀・秀の三つ巴になるのかと思いきや、秀が途中退場。精算結果が「秀 +400万」となっているのは笑いました。ただの泥棒やん! って秀さんはもともと泥棒だから問題ありませんのね…。
buchi_01buchi_02手出し牌の場所で手牌構成を読むというのは、いまさらなイメージでしたがオチのキレが良い読後感を残しましたね。面白いです。

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2015-11-10

今回の「3年B組 一八先生」は最高に面白い!

inpachi_01
ただいま発売中の「近代麻雀」12月1日号に掲載されている「3年B組 一八先生」のレビューです。

いまや掲載されているか否かで、売り上げが3割違ってくるといわれている大人気作品。
それが「3年B組 一八先生」。

言っているのは主に私だけですが。

最初に言ってしまいますが、今回は最高に面白いです!

パロディーマンガの、ひとつの到達点と言っても過言ではないかもしれません。
マンガ史上に残る名作といえるでしょう! すいません、過言でした。
inpachi_02今回のゲストキャラクターは、個人貿易商の雀之頭 雀五郎(すずめのかしら じゃんごろう)さん。

現在、深夜ドラマが放映されている某マンガの主人公に似ているように見えるのは、もちろん単なる偶然です。

inpachi_03彼はただ麻雀が打ちたいだけだそうです。
そうでしょうとも。そうでしょうとも。

inpachi_04入ったお店の主は、どこかで見たことのあるかもしれない小説家に似ているような人物。なぜか大きな市民性を感じさせます。

東1局から麻雀に没入する雀之頭さん。

inpachi_05inpachi_06

inpachi_07こういう描写はいいですねぇ。麻雀打ちの感情を掴みます。
うまいなぁ。

inpachi_08しかし、お説教が好きな店主のおかげであっという間に打ち気が削がれてしまいます。
inpachi_09この後の展開は、なぜかみなさんご存知かもしれないアノ技が極まります。

「くは~っ 激痛し~っ!!」

で爆笑してしまいました! 卑怯の域に達してますわ、これ!

さらにこの後、グルメマンガの大御所が登場してきれいにオチが決まります。

この完成度の高さはなんなんでしょうか。
もはや一八先生そっちのけでやりたい放題じゃないですか!

今後もこのクオリティが維持できるのか、いらぬ心配をしてしまいます。

これを読んだ方は「近代麻雀」を購入の上、自宅で楽しんでいただきたいと思います。
立ち読みだと、大笑いして周囲から白い目で見られることになりますからね!

最高に面白いです。

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2015-11-05

アカギ最新話レビュー(※ネタバレあり)

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「近代麻雀」の発売日になると、インターネット空間の辺境にある当ブログのようなサイトでも訪問者が増える傾向にある。

検索キーワードをみると最も多いのが「アカギ」「ネタバレ」である。

要するに「アカギ」の展開を皆いち早く知りたいということのようなのだが、どっこいこちらはまだ更新しておらず、なんだか申し訳ない気分になった次第。

なのでボチボチ記事を書こうかなと筆を取ったところで、ふと手が止まった。
「アカギ」「ネタバレ」で検索してきた人たちは、最新話の内容を知ったらそれで満足して実際に作品を読まないのではないか?

私としては今回の「近代麻雀」はこんな面白い作品が載っているのだよ、みんなで(購入して)読んで楽しもうではありませんか、という読者と出版社がともに幸せになれる関係を意図してレビューなどを書いているわけなので、「展開」だけ知って「内容」を知ったと誤解されるのは本意ではない。

とはいえ多様な娯楽にあふれた現代において、ひとつのマンガ作品に割くことの出来る時間には自ずと限りがあるわけで、ひとそれぞれと割り切るしかないのだろうか。

さて、今回の「アカギ」最新話レビュー(※ネタバレあり)としては、

「鷲巣様がめまいを起こし、トリップして幻覚に対する怒りで目を覚ましました。おわり」

である。

今の「アカギ」に不満を持っている人は、これをもって「今回なくてもよくね?」なんて思うのかもしれないが、そうではないのですよ、マンガの楽しみ方というのは!

1105_01ツモったと思ったイーソーから鳳凰が抜け出したり(この時点ですでに幻覚が始まっている)、

1105_02黒い月を見たり、

1105_05薄型テレビを見ながらBBQに興じる鬼を見たり、

1105_03鬼に小ばかにされて怒りに我を忘れてみたり、

これらすべてが楽しむべき対象なのですよ。

極限の闘いを続け、血を抜き、疲労困憊に陥った人間はどうなるのか?

鷲巣様の脳内では何が起こっているのか?
という風に、描写の中心が物理現象ではなく、登場人物の内面に重きをおいているのである。

勝負モノの宿命として、対戦者同士の読み合いが重要になるため、こうなるのはもはや必然なのだ。

するとどうなるか。

物理的な時間の進み方が遅くなるのである。
麻雀を打つ方にはお分かりいただけるかと思うが、人間は同時並行的に様々なことを考えている。ツモ牌による選択、他家の挙動、後ろの卓の声が大きい客、などなど…。

「アカギ」では作品内ですべての思考を描写しようとしているため、物理時間が極端に遅くなっているのである。

一般に、勝負モノマンガが展開が遅くなりがちなのはそういう理由からであろう。

そこで一言言いたいのは「遅くてなぜ悪い?」である。

「鷲巣麻雀」編は休載期間などを含めて、足掛け17年に渡る超長期連載作品である。
逆に、ひとつのシリーズでこれだけ長く楽しめることを喜ぶべきではないのか?
1105_04
今回の鷲巣様の怒り具合を見れば、もうひと波乱ありそうな雰囲気が漂っているではないか。

また、マンガ時間の進み方については項を改めて述べてみたいと思う。

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2015-10-20

雀荘業界の求人事情

先日、とある麻雀業界関係者に話を伺う機会があった。
その方は雀荘経営にはタッチしてはいないが、複数の経営者とつながりがあり、話の信憑性は高いと思われる。

いわく雀荘業界の人手不足は深刻で、そのことが原因で廃業する店舗がほどなく出てくるであろう、とのことである。
人手不足は雀荘に限った話ではないので、そのときは「そんなものですか」などと受け流していたが、後に考え直してみると雀荘独自の理由があるのではないかと思えてきた。

その前に、求人をめぐる概況を考えてみよう。
2014年11月以降、有効求人倍率は1倍を超えて、今年に入っても上昇傾向である。おおざっぱにいうと「アベノミクス」による景気回復の効果だろう。おもに飲食・運送・建設などの業界で人手が不足し、2020年のオリンピックのインフラ整備までこの傾向がつづくとみられているようだ。

人手が足りないなら、従業員の賃金は上がるはずだ。待遇を改善しなければ人が集まらないのだから、当然だ。しかし自分の周りでも給料が上がった人の話はあまり聞かない。実際実質賃金は前年比マイナスである。むしろ下がっているのだ。これはなぜか?これに対する答は、「非正規社員が増えて労働人口が流動化したため、雇用は増えたが実質賃金は上がらない」とい
うことのようだ。

話を元に戻そう。雀荘業界に限っては先述したような話以前の問題が大きい。

働く側から見た雀荘業界は、かなり異様に見えるのではないか。
なにしろ「お客と金銭を賭けて麻雀を打つのが業務内容」「業務として麻雀を打つ時のゲーム代は自腹」「勝ち負けの金銭負担も自腹」「深夜勤務当たり前、ただし割り増し手当てとかは知らんからね」というのが常態化しているのだから、この条件で働きたいと思う人がなかなか見つからないのは当然といえば当然だろう。

なにしろ、少し麻雀に負け続けたら給料を前借りするハメになってしまうのだ。働いているはずが借金を背負うことになった、などというケースも多々あろう。
雀荘経営者は人手不足云々の前に、労働条件を考え直すべきではないか。
もっとも、大手チェーン店などはゲーム代バックや深夜手当てなどは大分改善されているようではある。この点でも、昔ながらの個人店とチェーン店では一線を画されている。

条件面以外にも、働く側から見た雀荘業界には大きな壁がある。
そもそも「お客と金銭を賭けて麻雀を打つ」こと自体が違法行為であるということである。お金を賭けることが正しいか悪いかではない。現在の法律には反する行為だということは、そこで働く人に少なからず抵抗を覚えさせるには十分であろう。

私の結論は次のとおりである。

人手不足が叫ばれている世の中で、運が悪ければ手が後ろに回るような労働環境で働こうという人は皆無であろう。賃金を上げることで、いくらか改善の余地はあるかもしれないが本質的な解決にはならない。法律が改正されて、レートの乗った麻雀が合法化されるか、ノーレート店に鞍替えするかの二つに一つ。選択肢は、このどちらかしかないのではないか。

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