よもやま

雀荘業界の現状

雀荘業界の現状について考えてみよう。

大雑把に言って、今雀荘業界は3重苦に陥っている。

1つは顧客離れ

麻雀がサラリーマンの必須科目と言われたのも今は昔。レジャー白書によると、2013年の麻雀人口は650万人とある。この数字はこの20年右肩下がりである。
いわゆる団塊の世代のリタイアの影響もあり、オフィス街のいわゆる「セット雀荘」は軒並み廃業に追い込まれている。麻雀文化が下の世代に引き継がれなかったわけだが、これは大きくは「娯楽の多様化」の結果といってよいだろう。

 

2つ目は地方格差

麻雀漫画雑誌「近代麻雀」には麻雀店の店舗広告が多く掲載されている。その掲載店舗は東京・大阪などの大都市圏が大多数である。
また雀荘検索サイト「麻雀王国」への掲載条件は、大都市圏の店舗の掲載料が年間48000円であるに比べて、地方の店舗のそれは年間10000円である。
これは地方の雀荘が雑誌やインターネットに広告を出しても、宣伝費の回収の目処も立たないほど顧客を呼び込むことが難しい状況であることの証左である。

 

3つ目は法律の壁である

基本的には麻雀だけでなく、公営ギャンブル以外の種目で金銭を賭す行為は法に触れる(刑法第185条)。
そしていわゆる「フリー雀荘」のほとんどで、賭博行為が行われているのが現状である。店によっては風営法で禁止が定められている深夜営業も行っている。

このことは、雀荘のお客は常に摘発のリスクに晒されることを意味している。

確率は低いとは言え、逮捕拘留のリスクを考えた人が雀荘から遠ざかるであろうことは想像に難くない。

これらのマイナス要因に対して、業界はどのような対策を考えているのだろうか。

雀荘業界には「全国麻雀業組合総連合会(全雀連)」という組織がある。この組織は各都道府県をほぼ網羅する支部を抱え、各雀荘はそれぞれの支部に加入することで業界団体の一員となることができる。

Webサイトを見る限り「健康麻雀」なる「賭けない・飲まない・吸わない」麻雀を推奨している。また各地で麻雀教室を開催し、ファンの開拓を行っている。

しかし現在、組合に加入しない新規店舗が多くなり、全体の数に対する全雀連の組織率は低下している。というのも、かつては加入することで得られていたメリットが低下しているからである。

この部分は確証のない伝聞であるが、かつては地方支部が各都道府県警の生活安全課から様々な便宜を図ってもらっていたが、今ではそういっったことが無くなったからだそうだ。

やみくもに数さえ多ければ良いという話でもない。言葉は悪くなるが、基本的に雀荘オーナーにとって大事なのは自分の店の経営である。そのためにはライバル店の深夜営業を、匿名で警察に密告するような輩もいる。つまり頭数を揃えても、決して一枚岩にはならないのだ。

そういった事情から、雀荘業界は結束が甘い。

全雀連も、大きなインパクトを持つ有効なアイディアを打ち出せないでいる。

しかし、有志経営者らによる新たな動きもある。
「業界の活性化が、雀荘に利益をもたらす」と考える少数の経営者らによる新たな組織が出来るなど、業界関係者も手を拱いているわけではない。

ダンス議連による「ダンス規制法」改正を念頭においた深夜営業の禁止の改定、あるいはカジノ法案成立後の雀荘のあり方などを課題に、定期的に議論を行っているそうだ。

賭博自体を合法化するようにロビー活動を行っていくようである。

法に怯えることなく雀荘に入ることができる日が来れば、それは喜ばしいことだが、果たしていつの日のことになるのだろうか。

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2015-06-07 | Posted in よもやまNo Comments » 

 

障害

うーん、困った。

どうやら致命的なミスを犯してしまったようで、ドメインを変更する羽目になったようです。

もちろんバックアップも取っておらず、過去記事は失われました。このあたりが素人の悲しさ。

幸い下書きが残っているものもあるので、反響のあったものは改めてアップすることにします。

まぁ、ブログ開設から日の浅いうちのトラブルでよかったとするべきか…。とほほ。

2015-06-05 | Posted in よもやまNo Comments »