レビュー, 近代麻雀

「近代麻雀」11月15日号レビュー(※ネタバレあり)

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今回はあまり発売まもなくレビューすることができました(それ以外の記事を全然あげられてませんが…。)。今回も私(根来)個人の琴線に触れた部分を記していきたいと思います。あくまで個人の感想ですので、おおらかな気持ちで読んでいただければ幸いです。

表紙の傀さんが、いつものCGチックなイラストからマンガそのままの傀さんに変わっていますね。色彩も良い感じでかっこいいと思います。こういう地道な営業努力が実を結ぶとよいですね…。

巻頭カラー「極上の雀荘メシ」
こういう記事は惹かれますね。「孤独のグルメ」や竹書房的には「ラーメン小泉さん」などのヒットで空前のグルメブーム(?)ですから、こういう企画は当然あってしかるべきでしょう。「Jango」のうどんと「Dice」の麻婆丼は食べてみたいです。

「鉄牌のジャン!」
鳴り物入りの破天荒な主人公というふれこみの割には、ふつうの雀荘同士の営業合戦モノになりそうで、私の感想としてはスケールダウン感が否めません。ビジュアル的な工夫は施されていますし、悪くはないのでしょうが、イマイチ気持ちが乗らないのは単に好みの問題なのでしょうか…。

「雀荘のサエコさん」
単行本2巻が発売だそうでおめでとうございます。で、今回は麻雀大好き力士の登場。いつもながら高レベルで安定して面白いです。

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「かっぱがれ」
編集部内のドロドロした人間関係が読み取れたところは生々しくて、ドキュメンタリー的な意味でプラス評価です。しかし、やっていることは単に常習賭博のルポルタージュなので誉められません。これって誰か通報したらどうにかなるのでしょうか…?

「牌王血戦 ライオン」
「芽殖弧虫」なる単語を初めて知りました。画像検索は決してオススメできません。見なきゃよかった…。
すべての鍵を握る「サイバー杯決勝戦」へのつなぎの回ですが、話の盛り上げ方が上手く、麻雀シーンがなくても面白く読めました。

「ゲーム パンズラ」
つっこみどころ満載のゲスト作品。
02
※麻雀マンガです。
03
「どっちだ~!!?」
とか言われても、正直まったくどうでもいいです。
負けたら人質のパンツが下ろされる(だけ?)という、脱衣麻雀の変形のようなルール。
これを前後編でやる意味あるのでしょうか。甚だ疑問ですが、エロ系作品の支持層もいるということでしょうか…。

「鉄鳴きの麒麟児」
フィルさんがお目覚めで、戦いは一気に盛り上がりますねー。
01どストレートな煽り合いですが、麻雀マンガは「勝負モノ」ですからこういうのは欠かせません! 文句なく今号のMVPです!

「麻雀小僧」
なかなか主人公が麻雀を打たないので、フィーチャーしておりませんでしたが、私個人的には押川作品は大好きで、毎号押川節を楽しみにしております。今回登場した古屋の「殺し麻雀」はなかなかよいですねー。キャラクターによって打風を描き分けなければならない麻雀マンガにおいて、特徴付けをするのは結構大変だと思うのですが、そのへんはさすが押川先生、ぬかりありません。親の一人ノーテンという象徴的なシーンで、それを見事に描写しております。たいへん面白いです。

「モリソン」
バイオレンスな世界観とは裏腹に、緻密にねられた闘牌シーンはお見事です。モリソンがひるんだスキを見逃さず、すかさず一撃をくらわすヒル蔵。ツモリ三暗刻に打っておけば…、というのはよくありますが、効果的に描かれていると思います。とても面白いです。

「むこうぶち」
ここ何回か、強敵らしい強敵が登場していないのが若干不満ではありますが、野上の秀さんが出てきたのでヨシとしましょう。

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2015-10-16 | Posted in レビュー, 近代麻雀No Comments » 
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