レビュー, 近代麻雀

「アカギ」最新話レビュー (※ネタバレあり)

近代麻雀 2015年 10/1号 [雑誌]

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ただいま発売中の「近代麻雀」10月1日号に掲載されている「アカギ」第277話のレビューです。

これまでのあらすじ

鷲巣麻雀6回戦オーラス。配牌で国士無双をテンパイしている鷲巣にツモ番を回さないために、同じく配牌でチンイツをテンパイしていたアカギは安岡から2回の大ミンカンを敢行。鷲巣より先にアガるか、国士のアガリ牌を先にツモってしまおうとした。しかし、アカギ・安岡ともにツモることは出来ず、ついに鷲巣にツモ番が回ってしまう。鷲巣は独特の感性で、国士のツモアガリを確信するのだが…。

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というわけで、鷲巣様はツモ穴に手を突っ込みました。そして1牌ツモって出しました。(つづく)

なんと、本編があらすじよりも大幅に短い行数で終わってしまったではありませんか。

なんというか、今回は鷲巣様がアガリを確信してこれまでの出来事を回想する「タメ」の回とでもいいましょうか、全28ページ中14ページに渡ってこれまでの闘いの走馬灯がよぎります。走馬灯といっても、1晩だけなので絵面的には特に変化はありません。コマの枠線が破線になったくらいです。これはいわゆる「死亡フラグ」というやつでしょうか。

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しかも最終ページでツモ牌が引かれるのですが、ガラス牌が見えている時点でアガリ牌じゃないことがわかります。

これだけ引っ張ってアガらんのかーい!

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NMB48の須藤凜々花さんでなくても不条理を感じますよ。

まぁ今回はこれでレビューを終えてもいいのですが、あまりにも味気ないのでどうでもいい話をひとつしましょうか。

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鷲巣様の後ろで白服たちが応援しているこのシーン。幾度となく描かれているこのシーン、鷲巣陣営が「ワーワー」と盛り上がっています。
この「ワーワー」という擬音は「水島効果」と言いまして、水島新司が使用したのが起源といわれているのをご存知でしょうか。

水島新司といえば、誰もが知る野球マンガの大御所ですね。

この「ワーワー」は単に、野球の試合が盛り上がっていることを表しているだけではありません。
水島作品では試合が始まると同時に常に「ワーワー」が描かれているのです。このことによって、読者は「ワーワー」=「お、試合が始まったんだな」と無意識に理解することになるのです。
読者はそんなことは意識せずに読んでいるので「なんだかわからないけど読みやすい、わかり易い」という印象を受けるのです。
このテクニックを引用してくるあたり、さすがベテランの福本伸行といえるでしょう。

まぁ、水島新司が起源とか「水島効果」とかは嘘なんですけどね
検索してもこのサイトしか出てきませんよ。
今回はここまで。

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2015-09-01 | Posted in レビュー, 近代麻雀No Comments » 
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