2015-09

近代麻雀10月15日号レビュー (※ネタバレあり)

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いやー、まるまる1ヶ月更新をさぼってしまいまして申し訳ありません。明日には次の近代麻雀が発売されてしまうので、なんとかギリ間に合ったということでご勘弁いただきたい。

 

巻頭カラー企画

桜井章一 × 小林剛

流れ論の総本山のようなお方と、スーパーデジタルと呼ばれるプロ雀士の対談。終始平行線をたどり続ける内容で、どこか高みに止揚するようなカタルシスは微塵もありません。DVDは未見。

それにしても、麻雀プロを否定する人物との対談に応じるのはプロ的にはアリなんでしょうかね。

 

今回特筆すべきは
「西校ジャンバカ列伝 かほりさん」神原則夫
ですかね。

パンチ山田とか懐かしいですね。
この作品はギャグに積極的に時事ネタを取り入れるところが特徴です。

なので、昔の単行本を読み返すと「このネタ、なんだっけ?」のようなことになりますが、雑誌掲載にはこのスタイルが合ってますね。
今回の「ネタ」は武藤貴也議員とパクリトートバッグ。
20151001_muto
kahori
美白嬢王は元ネタがあるのでしょうか? その辺は疎いのでわかりませんが。
オチにパクリトートバッグを持ってくるあたり、なかなか良いセンスですねー。
とても面白いです。

そして私のもう一本のお気に入りは、そう
「3年B組 一八先生」錦ソクラ です。
今回は浦沢直樹しばりとでもいうか「20世紀少年」、「マスターキートン」の登場人物によく似たキャラクターがそれっぽいことを言ってます
(もうネタバレしてもいいですよね)。
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「マスター・チーポン」という名前だけで笑ってしまいます。

今回のキャラクターの発言も、しっかりとネタ元の仕様にそった文体となっておりますね。
どういうことかというと、「近代麻雀」では通常フキダシの中には句読点は入りませんが、チーポンとケンジに限っては小学館の仕様に合わせて句読点が入っています。こころなしかモノローグのフォントまで似てますね。
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例によって描き文字までそっくりに似せており、完成度高いですね。

ショート作品にレビューが偏るのもどうかと思いますが、今回はこの辺で。

近代麻雀 2015年 10/15号 [雑誌]

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2015-09-30 | Posted in レビュー, 近代麻雀No Comments » 

 

「鉄鳴きの麒麟児」最新話レビュー (※ネタバレあり)

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「近代麻雀」10月1日号に掲載されている「鉄鳴きの麒麟児」のレビューです。

雨の日が続いていきなり涼しくなった昨今、みなさまいかがおすごしでしょうか。たまに晴れた日などには、お出かけのひとつもしてみたくなりますよね。そんな日にはもちろん…

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「近代麻雀」的には、ハイ麻雀ですよね!

相変わらず桐谷のクズっぷりは冴えてますね。初登場がコレですから、まったく進歩していないどころか磨きがかかっています。
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で「リンドンリンドン」攻略の最終決戦です。
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それっぽい雰囲気をかもしてます。

稲作くんも蛭林さんを目の敵にしているようです。
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おっぱいを背景にかっこよくきめる稲作くん。大学はやめなくていいと思いますが。

話を元に戻しましょう。
先ヅモに対応する桐谷。
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カッコイイですね。

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ただ先ヅモしているだけではなく、捨て牌にも対応できています。

本来ならば「麻雀は店に合わせるものではない」と学んだはずですが、あえて相手の土俵で戦って、勝ちを目指すという戦略を選んだ桐谷! いやー、もう一度言いますがかっこいいですねー! 麻雀漫画の主人公はかくあるべし、という感じです。

まだ本命の蛭林さんが現れてませんから、まだ前哨戦というところでしょうか。蛭林さんがオムの妊娠を知ったら、麻雀にはどういう影響がでるのでしょうか。大変面白いです。

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2015-09-02 | Posted in レビュー, 近代麻雀No Comments » 

 

「アカギ」最新話レビュー (※ネタバレあり)

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ただいま発売中の「近代麻雀」10月1日号に掲載されている「アカギ」第277話のレビューです。

これまでのあらすじ

鷲巣麻雀6回戦オーラス。配牌で国士無双をテンパイしている鷲巣にツモ番を回さないために、同じく配牌でチンイツをテンパイしていたアカギは安岡から2回の大ミンカンを敢行。鷲巣より先にアガるか、国士のアガリ牌を先にツモってしまおうとした。しかし、アカギ・安岡ともにツモることは出来ず、ついに鷲巣にツモ番が回ってしまう。鷲巣は独特の感性で、国士のツモアガリを確信するのだが…。

tobira
というわけで、鷲巣様はツモ穴に手を突っ込みました。そして1牌ツモって出しました。(つづく)

なんと、本編があらすじよりも大幅に短い行数で終わってしまったではありませんか。

なんというか、今回は鷲巣様がアガリを確信してこれまでの出来事を回想する「タメ」の回とでもいいましょうか、全28ページ中14ページに渡ってこれまでの闘いの走馬灯がよぎります。走馬灯といっても、1晩だけなので絵面的には特に変化はありません。コマの枠線が破線になったくらいです。これはいわゆる「死亡フラグ」というやつでしょうか。

zaxa
しかも最終ページでツモ牌が引かれるのですが、ガラス牌が見えている時点でアガリ牌じゃないことがわかります。

これだけ引っ張ってアガらんのかーい!

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NMB48の須藤凜々花さんでなくても不条理を感じますよ。

まぁ今回はこれでレビューを終えてもいいのですが、あまりにも味気ないのでどうでもいい話をひとつしましょうか。

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waa
鷲巣様の後ろで白服たちが応援しているこのシーン。幾度となく描かれているこのシーン、鷲巣陣営が「ワーワー」と盛り上がっています。
この「ワーワー」という擬音は「水島効果」と言いまして、水島新司が使用したのが起源といわれているのをご存知でしょうか。

水島新司といえば、誰もが知る野球マンガの大御所ですね。

この「ワーワー」は単に、野球の試合が盛り上がっていることを表しているだけではありません。
水島作品では試合が始まると同時に常に「ワーワー」が描かれているのです。このことによって、読者は「ワーワー」=「お、試合が始まったんだな」と無意識に理解することになるのです。
読者はそんなことは意識せずに読んでいるので「なんだかわからないけど読みやすい、わかり易い」という印象を受けるのです。
このテクニックを引用してくるあたり、さすがベテランの福本伸行といえるでしょう。

まぁ、水島新司が起源とか「水島効果」とかは嘘なんですけどね
検索してもこのサイトしか出てきませんよ。
今回はここまで。

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2015-09-01 | Posted in レビュー, 近代麻雀No Comments »