レビュー, 近代麻雀

「近代麻雀」7月15日号を読んでみた その1

ブログタイトルどおり、ただいま発売中の「近代麻雀」の批評を綴りたいと思います。
今号も付録DVD付き特別定価570円。

付録DVDの内容は
・近代麻雀プレミアリーグ2015
・日本プロ麻雀連盟グランプリMAX
・野口賞男子プロ準決勝卓
・最強戦アシスタント プロへの道
・チンイツ麻雀 滝沢和典
内容は未見につき、触れずにおきます。「チンイツ麻雀」は少し興味があります。

「兎」
単行本16巻完全描き下ろし着せ替えカバー応募者全員プレゼントだそうです。さらに応募者から抽選で50名に恒例の「兎オリジナル図書カード」が当たるそうです。「近代麻雀」についている応募券が必要とのことなので、雑誌の販売促進企画ですね。本編は引き続き格闘編と麻雀編の同時進行。唐突に主人公の絵本風回想が入るなど、絵的な目新しさと丹念な麻雀シーンの描写の安定感、非常によい仕事をされていると思います。
「ZOO」を「200」と表記する誤植はいただけません。

「牌王血戦 ライオン」
「牌王伝説 ライオン」の新作。堂嶋という男を捜すために堂嶋を名乗る、ライオンと呼ばれる男の伝説。こういう「ヒーローもの」の麻雀シーンはとかくご都合主義になりがちなのですが、演出とアイディアで上手く見せることに成功しています。出アガリした手牌がツモって倍満になるか否かを賭けて倍プッシュ、というのはなかなか熱いシーンです。志名坂節といえるのでしょうか。今後も期待できそうです。

「赤鬼哭いた」
単行本1巻が発売されたそうで、おめでとうございます。本編は、退職金を取り戻そうとマンション麻雀に望む男の話の後編。なんですかこの身につまされる話は。悲劇的な結末しか予想できないではないですか。そして案の定すべてを失うわけですが、最後に予想外の結末を持ってくるあたりはニクイ演出です。

「仕事が麻雀で麻雀が仕事」
「相手のレベルが高い時は鳴くほうが不利」という話。私個人は、リーチをかけてツモアガるのが王道と考えますが、鳴きの有用性もまた知っているつもりです。手を読まれるというのは、相手のレベルが高い場合のデメリットですね。

「雀荘のサエコさん」
早くアガってげんなりという、手積みあるあるには共感できました。

「鉄鳴きの麒麟児」
これが「相手のレベルが高い時は鳴くほうが不利」を地でいく麻雀シーンですね。しかしここまで正確に読めるレベルの打ち手はどれくらいいるのでしょうかね。私レベルだとせいぜい、チーテン時の手出し牌のまたぎを警戒するくらいですが。「近代麻雀」のおかげで、読者の腕前はそうとう上がっているということでしょうか。

近代麻雀 2015年 7/1号 [雑誌]

価格:570円
(2015/6/22 15:40時点)


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2015-06-16 | Posted in レビュー, 近代麻雀No Comments » 
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