レビュー, 近代麻雀

「麻雀偏差値70へのメソッド」を読んでみた

竹書房より刊行され近代麻雀戦術シリーズと銘打たれた、石井一馬プロの麻雀戦術本である。

著者の石井プロは第21期麻雀マスターズの覇者で、所属するプロ団体で2番目に早く最高リーグまで駆け上がった兵だそうだ。

基本、見開きページの右側に「リーのみ愚形は地獄行き」や「ドラ表は役がなくてもチー」などのワンイシューを掲げ、左ページで牌姿を交えて解説するというスタイルになっており、非常に見やすい。

また、取り上げるテーマをわかりやすくユーモアを交えて巧みに解説しており、私のようなじじいにも理解しやすく、とても好印象である。

戦術の良し悪しについては、じじいが偉そうに語るつもりはないので、それよりは本全体の印象を述べさせていただこう。

若く、自信にあふれる著者が書いただけあり、明快でわかりやすい文章である。そこに適切な牌姿を具体例として挙げることで、さらに理解の手助けとなっている。

私が感心したのは、最後の「メンタル」を扱った項目である。

「ひそかに自分が最強だと思え」
「無感情で打て」
「雀風を持つな」

などは、これら80の戦術をひねり出した著者の根源であり勝負師に共通するセオリー(?)といっても良いのではないだろうか。

私などはもう枯れてしまって、ファイティングスピリットのようなものは燃え尽きており、娯楽として牌を握る程度であるが、このような直截的な若い魂のようなものに触れると、こちらまで心が躍り若返るような気持ちになるのは、楽しい限りである。

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2015-06-08 | Posted in レビュー, 近代麻雀No Comments » 
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